1月13日、徳島ヴォルティスは東京ヴェルディからMF藤田譲瑠チマの完全移籍での加入が内定したことを発表した。1月に行われるメディカルチェック後に正式契約となる。18歳の藤田は2020年シーズンにブレイクして、東京Vの中盤の要となっていた。

上写真=18歳ながら東京Vの要となっていた藤田譲瑠チマが、徳島でJ1に挑む(写真◎Getty Images)

将来性の計り知れないMF

 東京ヴェルディのアカデミー出身の有望株は数多いが、2020年にブレイクしたのがこの藤田譲瑠チマ。2019年のU-17ワールドカップにも出場したMFで、19年に17歳でJ2デビューを果たして4試合に出場すると、20年には中盤の底でゲームをコントロールする役割を与えられ、41試合に出場して3得点を挙げて一気に主役に躍り出た。

 20年にチームメートだったFW大久保嘉人もそのポテンシャルを高く評価していて、豊富な運動量、ポジショニングのセンス、高いボール奪取能力などを兼ね備えており、攻守に渡って将来性は計り知れない。

「東京ヴェルディから来ました。藤田譲瑠チマです。全力で戦うので応援よろしくお願いします」

 徳島のファン・サポーターにはそうあいさつしたが、正式契約は1月に行われるメディカルチェック後になる。

 東京Vではジュニアユース時代から所属していて、「故郷」からの巣立ちをファン・サポーターに報告した。

「育成から含め長い間本当にお世話になりました。このチームで学んだものを最大限に活かし自分の活躍している姿を多くの方々に見てもらえるよう頑張ります。ありがとうございます」

藤田譲瑠チマ(ふじた・じょえる・ちま)
■ポジション:MF
■生年月日:2002年2月16日
■身長/体重:172cm/70kg
■出身地:東京都


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