1月9日、ヴィッセル神戸はアビスパ福岡に期限付き移籍していた増山朝陽が復帰することを発表した。増山は2020年シーズンに故郷のクラブである福岡で活躍、J1昇格の大きな力となっていた。

上写真=福岡のJ1昇格を果たした増山朝陽が、神戸に戻って走り回る!(写真◎Getty Images)

「またアビスパ福岡のユニフォームに袖を通す日が来ることを」

 38試合5得点。2020年、増山朝陽が期限付き移籍したアビスパ福岡ではフルシーズン、活躍した。サイドハーフとして力感あふれる攻撃はもちろん、長谷部茂利監督に守備のタスクを叩き込まれてパワーアップ、主力の一人として出色の出来だった。2015年のプロ入り以降、ヴィッセル神戸と17年に期限付き移籍した横浜FCではシーズン一桁の出場試合数だったが、2020年は一気にジャンプアップ、J1昇格の原動力になった。

 福岡市出身の増山にとっては、地元クラブから2021年は神戸に復帰することが決まった。福岡のファン・サポーターには感謝の言葉を残した。

「この度ヴィッセル神戸に復帰することになりました。
1年間応援してくれた、支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです!
何より最後まで一緒に戦えたことを嬉しく思います。このクラブで皆様と共に戦えたことを誇りに思います。
お別れは寂しいですがまたアビスパ福岡のユニフォームに袖を通す日が来ることを願ってます。
僕にとって大好きな街、大好きなチームです。
お世話になりました。本当にありがとうございました」

 神戸では5シーズン目を迎えることになるが、福岡での経験をぶつける大事な1年になりそうだ。神戸のファン・サポーターには共闘を呼びかけた。

「この度ヴィッセル神戸に復帰することになりました。
レンタル期間中も遠くから、また現地まで駆けつけて応援してくださった方々本当にありがとうございました。チームを引っ張っていける、そんな存在になれるように頑張ります。
結果で恩返しします。また一緒に戦いましょう」

増山朝陽(ますやま・あさひ)
■ポジション:MF
■生年月日:1997年1月29日
■身長/体重:173cm/72kg
■出身地:福岡県福岡市


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