大分トリニータは7日、ベガルタ仙台からFW長沢駿が完全移籍で加入したと発表。長沢はこれまでに京都、松本、清水、G大阪、神戸でプレーし、2019年からは仙台で活躍。2020年シーズンは33試合で9ゴールを挙げたストライカー。

上写真=大分に経験豊富なストライカー、長沢駿が加入(写真◎Getty Images)

ベガルタの感謝を胸に挑戦に踏み出す

 大分に長身ストライカーが加わった。昨季、仙台では苦しい戦いの中で奮闘。シマオ・マテが不在の際にはキャプテンマークを巻いて、チームを鼓舞した。

「はじめまして。大分トリニータに加入する事になりました長沢駿です。大分トリニータに携わる方々に早く認めていただけるよう精一杯頑張ります!そしてチームのためにがむしゃらに戦います! よろしくお願いいたします!」

 32歳のストライカーはプロ15年目に、新たなる挑戦に踏み出す。古巣・仙台のファン・サポーターには、公式HPを通して次のようなメッセージを送った。

「2021シーズンより大分トリニータでプレーすることを決めました。昨シーズンはファン、サポーター、スポンサーのみなさんに悲しい思いをさせてしまい、申し訳なく思っています。もちろん、みなさんとともにユアスタのすばらしい雰囲気の中で戦うことも考えました。しかし自分自身、まだまだ挑戦したいと思い、決断しました。とても悩みましたが、僕自身のことを考えて背中を押してくれた強化部の方々にはとても感謝しています。昨年の悔しさは新シーズンのベガルタ仙台の選手たちが必ず払拭してくれるはずです。このクラブの一員としてプレーでき、幸せでした。2年間、本当にたくさんの応援やサポートありがとうございました」

 決意を持って臨む2021年シーズンのプレーに注目だ。

長沢 駿(ながさわ しゅん)
■ポジション:FW
■身長/体重:192㎝/82㎏
■出身:静岡県
■生年月日:1988年8月25日


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