FC東京は5日、浦和レッズから青木拓矢が完全移籍で加入すると発表した。青木は前橋育英から大宮を経て14年から浦和でプレーしてきたボランチ。球際の勝負に強く、奪ってからの展開にさらに磨きをかけたいチームコンセプトに合致する補強と言える

上写真=青木拓矢が浦和から加入することになった(写真◎Getty Images)

奪回から速攻の担い手

 ルヴァンカップ王者となったFC東京が浦和で活躍してきた青木拓矢を獲得した。来シーズンも4-3-3を採用すると仮定すれば、アンカーの位置での起用が濃厚か。高萩洋次郎やアルトゥール・シルバ、品田愛斗らが務めてきたポジション。カタールでのACL以降は森重真人が務めるケースも増えていた。左右のインサイドMFでの起用可能性も含め、層の拡充という観点からも、またボール奪取からの素早い展開というコンセプトに照らしても、クラブにとって狙い通りの補強と言えるかもしれない。

「素晴らしいクラブに加入できることを嬉しく思います。 タイトルを獲れるようにFC東京のために戦います。 よろしくお願いします」

 ルヴァンカップ連覇のみならず、リーグ制覇を目指すチームに、力強いボランチが加わった。

青木拓矢(あおき・たくや)
■生年月日:1989年9月16日
■ポジション:MF
■出身:群馬県
■身長/体重:179cm/77kg


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