サンフレッチェ広島が、クラブ初の試みとなるクラウドファンディングを実施している。『俺たちの円陣プロジェクト』と題し、クラブ・選手・サポーターが『円陣』を組んで、厳しい状況を乗り越えようというものだ。

上写真=広島の選手・スタッフがクラウドファンディングへの協力を呼び掛けている(写真◎サンフレッチェ広島)

『円陣』で『エンジン』に

 このプロジェクトは、コロナ禍において厳しい運営を強いられているクラブの状況を受けて、選手たちから「クラブのために何かできることはないか」との声が上がったのがきっかけ。そこでクラブOBでもある森﨑和幸クラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)がリーダーとなり、クラブ初の試みとなるクラウドファンディングを実施することになった。

『俺たちの円陣プロジェクト』というプロジェクトタイトルには、クラブと選手、ファン・サポーターが全員で『円陣』を組み、この危機を乗り越え、未来を切り開いていこうという思いが込められている。また、プロジェクトのロゴには英語の『ENGINE(エンジン)』もデザインされ、クラブが広島を盛り上げる原動力=エンジンになりたいとの思いがある。

 プロジェクト支援へのリターン(返礼品)には、森﨑C.R.M監修オリジナルグッズ、各選手サイン入りスパイク、選手の寄せ書きサイン入りレプリカユニフォームなどが用意されている。今後さらにバリエーションを増やす予定で、所属全選手が参加し、人々が一丸となれるような思いを込めたリターンとなっている。

 実施期間は12月25日(金)23時までで、目標金額は8000万円。集まった資金の使途はチーム強化費、育成費、クラブ運営費、新型コロナウイルス対策費となっている。森﨑C.R.Mは「サンフレッチェ広島の未来につなげるため、ぜひ皆さまのお力をお貸しください。皆さまの熱いご支援を、よろしくお願いします。このプロジェクトで一緒に円陣を組みましょう!」と呼びかけている。

【プロジェクト名】サンフレッチェ広島 俺たちの円陣プロジェクト~今こそ団結のとき~
【実行者】株式会社サンフレッチェ広島
【目標金額】8000万円
【公開期間】12月25日(金)23時まで
【形式】寄附型・購入型/ALL-IN形式
※目標金額達成の有無にかかわらず、集まった寄付金を受け取ることができる形式
※寄付控除の対象外となります
【資金使途】チーム強化費、育成費、クラブ運営費、および新型コロナウイルス対策費用


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