サンフレッチェ広島FWドウグラス・ヴィエイラが、順調にコンディションを上げている。次節はFWレアンドロ・ペレイラが出場停止。負傷で2試合を欠場したが、1トップでの復帰に向けて準備を進めている。

上写真=10月21日の練習で調整を進めたドウグラス・ヴィエイラ(写真◎石倉利英)

負傷で2試合を欠場

 サンフレッチェ広島は10月24日の明治安田生命J1リーグ第24節で、鹿島アントラーズと対戦する。広島は18日の第23節でヴィッセル神戸を2-1で下し、2試合ぶりの勝利を飾ったものの、2点目を決めたFWレアンドロ・ペレイラが警告を受け、今季通算4回目の警告で鹿島戦は出場停止となった。

 広島は10日の第21節、清水エスパルス戦で先発したFW永井龍が負傷し、代わって出場したFWドウグラス・ヴィエイラも負傷交代。FWが駒不足となっている中で、今季チーム最多のリーグ戦10得点を挙げているL・ペレイラも不在となった。だが21日の練習でD・ヴィエイラは通常メニューを消化し、復帰に向けてコンディションを上げている。

 練習後にD・ヴィエイラは「(全体練習に合流して)初日なのでコントロールしながら練習したが、状態は良い」とコメント。「これだけ練習できているので、メンバーに選ばれればプレーできる。自分自身も次の試合に期待している」と自信をのぞかせた。

 加入2年目の今季はL・ペレイラに次ぐリーグ戦7得点。1トップだけでなくシャドーでもプレーし、ポストワークや献身的なチェイシングなど攻守に貢献している。「2試合プレーできず、試合に出たかったので悔しかった」と振り返ったD・ヴィエイラは、スタンドから見た2試合を「本来のサンフレッチェのスピリットを見せていたと思う」と評した。

 2月の開幕戦で鹿島と対戦したときは先制点を決め、2点目をアシストして3-0の勝利に貢献している。「最近2試合と同じような気持ちでプレーすれば、勝ち点3は近づいてくる」と語り、活躍の再現と勝利への強い意欲を示した。

取材・写真◎石倉利英


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