鹿島アントラーズのザーゴ監督が26日、オンライン取材に応じた。今季は序盤で大きく出遅れた鹿島だが、8月下旬から怒涛の7連勝で4位に浮上。27日にホームで行なわれる大分トリニータ戦に勝てば11年ぶりのリーグ8連勝となる。

上写真=絶好調の鹿島を率いるザーゴ監督(写真◎KASHIMAANTLERS)

「勝者のメンタリティーが浸透している」

 前節の湘南ベルマーレ戦を「パスミスが多く、自分たちで苦しい状況を作ってしまった」と振り返ったザーゴ監督。特に後半は相手に決定機を何度も作られた。それでもGK沖悠哉を中心に耐え凌ぎ、アディショナルタイムにMFファン・アラーノが劇的な決勝点をマーク。指揮官は「最後まであきらめない気持ちが勝利を勝ち取った」と選手たちを称えた。

 湘南戦での勝利でリーグ戦7連勝を達成。今季は開幕4連敗と最悪のスタートを切ったが、ボールを支配して主導権を握るスタイルが定着し、8月下旬から負け知らず。ザーゴ監督は「勝者のメンタリティーが少しずつ浸透している」と好調のチームについて語り、「全員が結果を出すために努力を続けている成果」と胸を張った。

 ホーム2連戦となる27日の大分戦に勝てば、3連覇を達成した2009年以来のリーグ戦8連勝となる。ザーゴ監督は「常に自分たちのスタイルを貫くことを要求している。組織が整っていれば必ずチャンスを作れているので、それを決めれば我々が勝利を手にする。慌てず、冷静にやることが大事」と不動心を説いた。


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