9月23日、明治安田生命J1リーグ第18節が各地で行なわれ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスとベガルタ仙台が対戦した。横浜FMはFWエリキらブラジル人選手の活躍で3ゴールを奪い、逆転勝利で今季2度目の3連勝を達成した。

上写真=4試合連続ゴールを記録した横浜FMのエリキ(写真◎J.LEAGUE)

■2020年9月23日 J1リーグ第18節(@日産ス:観衆3,702人)
横浜FM 3-1 仙台
得点:(横)マルコス・ジュニオール、エリキ2
   (仙)アレクサンドレ・ゲデス

・横浜FMメンバー◎梶川裕嗣、DFチアゴ・マルチンス、喜田拓也、伊藤槙人、MF水沼宏太(83分:大津祐樹)、扇原貴宏、渡辺皓太、高野遼、FWエリキ(78分:前田大然)、ジュニオール・サントス(78分:オナイウ阿道)、マルコス・ジュニオール(78分:エジガル・ジュニオ)

・仙台メンバー◎GK小畑裕馬、DF柳貴博、金正也、平岡康裕、MF飯尾竜太朗(82分:真瀬拓海)、中原彰吾(73分:椎橋慧也)、兵藤慎剛、パラ、FWジャーメイン良(46分:道渕諒平)、西村拓真(73分:関口訓充)、アレクサンドレ・ゲデス(56分:長沢駿)

横浜FMは対仙台戦で4連勝

 3トップを組むブラジル人トリオの活躍で、横浜FMがリーグ後半戦の初戦を勝利で飾った。

 前半10分にミスから先制点を献上するも慌てずに試合を進め、中盤過ぎからはハーフコートゲームとなった。同点ゴールは41分。水沼からのクサビを受けたジュニオール・サントスが右サイドのエリキにつなぎ、最後はマルコス・ジュニオールがクロスに合わせてネットを揺らした。

 その後も主導権を握りながら追加点を奪えずにいたが、70分、再び前線の3人の連係でゴールをこじ開けた。ジュニオール・サントスが素早い切り替えで相手DFからボールを奪い、左サイドからゴール前へクロス。ニアサイドでマルコス・ジュニオールがスルーし、中央で受けたエリキが左足で冷静に蹴り込んだ。エリキはこれで4試合連続ゴールとなった。

 75分にも三度、ブラジル人トリオで追加点を奪取。マルコス・ジュニオールからのスルーパスでジュニオール・サントスが抜け出し、シュートは相手GKに防がれるも、こぼれ球をエリキが押し込んだ。今季のゴール数を7点に伸ばしたエリキは「マリノスのサッカーをしっかり表現できている。個人もチームも好調なので、これを続けていきたい」と語った。

 横浜FMは対仙台戦9試合負けなしで、この日の勝利で4連勝。お得意様から白星を挙げ、今季2度目の3連勝を飾ったアンジェ・ポステコグルー監督は「良いゲームができた。全員がハードワークしたことが結果に結びついた」と満足顔。一方、5連敗となった仙台の木山隆之監督は「試合の入りは良かったが、途中から後ろで守る時間が長かった。前半は抑えたかった」と前半終了間際の失点を悔やんだ。


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