9月20日、明治安田生命J1リーグ第17節が各地で開催された。埼玉スタジアムでは首位の川崎フロンターレが浦和レッズに完勝。5連勝を飾った。37分に先制点を奪い、後半にも2点を追加。対する浦和は攻守両面でなす術なしだった。

上写真=川崎Fは宮代のシュートのこぼれ球をレアンドロ・ダミアンが押し込んでダメ押しの3点目を決めた(写真◎J.LEAGUE)

■2020年9月20日 J1リーグ第17節(@埼スタ/観衆6,357人)
浦和 0-3 川崎F
得点:(川)山根視来、小林悠、レアンドロ・ダミアン

・浦和メンバー◎GK西川周作、DFトーマス・デン(82分:岩武克弥)、岩波拓也、槙野智章、山中亮輔、MF柏木陽介(72分:武藤雄樹)、柴戸海、エヴェルトン(72分:長澤和輝)、関根貴大(53分:マルティノス)、FW 杉本健勇(53分:興梠慎三)、レオナルド

・川崎Fメンバー◎GKチョン・ソンリョン、DF 山根視来、ジェジエウ、谷口彰悟、登里享平(89分:車屋紳太郎)、MF守田英正、大島僚太(45分:田中碧)、脇坂泰斗(72分:旗手怜央)、FW家長昭博、齋藤学(89分:宮代大聖)、小林悠(72分:レアンドロ・ダミアン)

アグレッシブなゲームができた(鬼木監督)

 首位を独走する川崎フロンターレが止まらない。浦和レッズの守備に手を焼いたのは、前半だけだった。立ち上がりこそ中盤でパスを引っ掛けるられるシーンも散見したが、鮮やかな速攻をきっかけにゲームの流れをつかんだ。

 前半も終盤に差し掛かる時間帯。自陣で大島が相手のプレスをするりと反転してかわすと、一気にスピードアップした。背番号10がドリブルで敵陣までぐいぐいと運び、ボールは流れるように脇坂から家長へ。ここでタメをつくると、後ろから駆け上がってきた右サイドバックの山根が見事な右足ボレーで豪快にゴールネットを揺らした。

 37分の目の覚めるような一発で、18試合55ゴールとリーグ屈指の得点力を誇る攻撃陣に火がつく。後半は面白いようにパスが回り始めた。1点リードで迎えた50分、齋藤のクロスを小林が頭で押し込んで追加点をマーク。テンポよくリズミカルにパスを回したかと思えば、ときにはペースダウンして、ゆっくりとボールを保持。必死に追いかけてくる相手をあざ笑うかのようだった。

 ただ、攻めの手を緩めたわけではない。最後までゴールを奪いに行く姿勢を貫き、アディショナルタイムには途中出場のレアンドロ・ダミアンが3点目を記録。4試合連続で3点以上を奪い、文句なしの5連勝とした。

「アグレッシブなゲームができた。いつも3点以上を目標にしている。きょうもアディショナルタイムで点を取りにいく姿勢を見せることができた」

 鬼木達監督も快勝に満足そうだった。一方、5000人の観客数制限を一部緩和して6357人(上限7000人)の観衆が詰めかけたホームの浦和は、なす術がなかった。大槻毅監督も渋い表情を見せた。

「3点取られて、悔しい思いが強いです。局面で負けていた。負けるにしても、スコアをひとつ動かしたかった」

 3点差がついたが、それ以上にチーム力の差があると感じさせるようなゲームだった。

取材◎杉園昌之 写真◎J.LEAGUE


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