ヴィッセル神戸のDF大﨑玲央が25日、オンラインで取材に応じ、川崎フロンターレとの試合に向けて意気込みを語った。相手は首位チームだが、昨季は2度勝利を収めている。特別視はせずに、自分たちのサッカーを貫くとの姿勢を強調した。

上写真=オンラインで取材に応じる大﨑(写真◎VISSEL KOBE)

攻撃も守備も全員で

 神戸は前節12節の浦和レッズ戦で、リーグ戦4試合ぶりとなる勝利を挙げた。GKも含めて先発メンバーを11節の柏レイソル戦から10人も入れ替えたが、シュート数で相手を上回り、アウェーで2-1の勝利を手にしている。

 浦和戦では今季リーグ戦初のベンチスタートとなった大﨑玲央だが、同点で迎えた57分にピッチへ飛び出すと、その後はゴールを許さず、勝利に貢献した。「内容的にも悪くなかったと思うし、むしろ良かったかなと思う」と本人も手応えを口にした。「プレッシャーをかけるという部分でも、4バックにするとああいうメリットが出てくる。けっこうはまっていた」と、全体での守備にも自信を深めたようだ。

 本日26日の首位・川崎フロンターレ戦でも、頭抜けた得点力を誇るチームを相手に、守備の重要性はさらに増す。前節、無敗だった川崎Fに土をつけた名古屋グランパスは、必死のディフェンスで虎の子の1点を守り抜いた。大﨑は「負けたかもしれないが、(川崎は)かなり名古屋を押し込んでいたと思う。相手のことはあまり気にせず、ですね」と川崎Fをあえて特別視しない。

 イメージはできている。「ポゼッションしてくるチームですが、自分たちが引くのではなく、積極的にプレッシャーをかけにいかないといけない。ボールを持ったときも、相手がハイプレスに来るのはわかっていますけど、勇気を持ってつないでいかないといけないと思う」。つまり、これまでどおりのサッカーを続けるつもりだ。

 昨年はリーグ戦と天皇杯で計2回、川崎Fを破っている。「去年も非常にレベルの高い相手だったし、その中でもハードワークして、全員で攻撃と守備をして何とか勝てた。手ごわい相手なので、この試合も全員でハードワークして、交代選手含めて攻撃も守備もできればいいかな」。イメージどおりのプレーができれば、試合後にも望む結果が手に入っているはずだ。


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