J1のサガン鳥栖は11日、金明輝監督に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことを発表した。

上写真=新型コロナ感染が判明した金明輝監督(写真◎Getty Images)

8日の鹿島戦で指揮

 クラブによると、金明輝監督が体調不良を訴えたのは8日昼。この時点では発熱および咳、味覚・嗅覚障害等の症状はなかったため、同日夜に行なわれたJ1第9節・鹿島アントラーズ戦(カシマスタジアム)でベンチ入りして指揮を執った。

 9日朝も平熱だったが倦怠感があり、夜になって38度の発熱。10日は36.4度と平熱に戻ったものの佐賀市内の病院でPCR検査を実施したところ、同日15時に陽性判定が確認された。

 現在、金明輝監督は平熱(36.3度)に戻っているが佐賀県内の病院に入院中。なおクラブによると、スタッフに3名の濃厚接触者はいるが選手は濃厚接触者に該当せず、現在のところ選手・スタッフで新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を訴える者はいないという。ただし、念のためにトップチームおよびクラブスタッフ、アカデミースタッフ全員に本日PCR検査すると発表した。

 鳥栖は明日12日に、ルヴァン杯のサンフレッチェ広島戦(エディオンスタジアム広島)を控えている。


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