J1のヴィッセル神戸は21日、J1第6節のセレッソ大阪戦に向けて前日練習を行なった。トレーニング終了後、チーム最多得点者のFW古橋亨梧がオンラインで取材に応じ、C大阪戦への意気込みを語った。

上写真=トレーニング終了後、私服姿で取材に応じるFW古橋(写真◎VISSEL KOBE)

まだまだ満足していない

 前節の清水エスパルス戦では2ゴール1アシストで全得点に絡む活躍。開幕5試合でチームトップの4得点と絶好調のように映るが、本人は「ゴールは決めているけど、プレーはまだまだ満足していない」と辛口。「もっと運動量を増やして、攻守において走れるようにしたい」と、コンディションは改善の余地があるという。

 守備でも献身的なプレスが光るが、「まだまだ走れていないのでもっとチームを助けられるようにしたい」。失点が続く守備面の課題を聞くと、「前の試合もミスで失点したけど、ミスはサッカーでは付きもの。ネガティブに考えず、失点すれば攻撃陣がその倍取ればいい」と、エースらしい強気の発言も。

 トルステン・フィンク監督は22日のC大阪戦に向けて「メンバーを入れ替える必要はないと思っている」と話し、古橋の6試合連続スタメンはほぼ確実。「ブロックを敷かれても僕たちはボールを握れると思うので、相手を揺さぶって隙を突きたい」。今季初の連勝へ、古橋がチームをけん引する。


This article is a sponsored article by
''.