J1の横浜FCを率いる下平隆宏監督が16日、オンラインで報道陣の取材に対応した。下平監督は次節の川崎フロンターレ戦でもスタイルを変えず、真っ向勝負を挑むことを宣言した。

上写真=横浜FCを率いて2年目の下平監督(写真◎スクリーンショット)

若手2トップに期待

 リーグ中断期間中にシステムを3-5-2に変更し、新たなスタイルに挑戦している横浜FC。再開初戦の北海道コンサドーレ札幌戦は落としたものの、続く第3節・柏レイソル戦で今季初勝利を挙げ、前節のベガルタ仙台戦はドローに終わったものの勝ち点を重ねた。

 後方からのビルドアップを軸としたポゼッションスタイルを打ち出す下平監督は、仙台戦は「蹴るな、つなげ」と徹底。次節の川崎F戦でもスタイルを変えるつもりはない。指揮官は「川崎はJの中ではナンバーワンだと思っている」と力を認めながら、「そこに対して自分たちがどれくらいやれるのか、僕自身楽しみにしているし、受け身にならずアグレッシブに戦いたい」と意気込みを語った。

 横浜FCはリーグ最年長53歳のカズや中村俊輔、松井大輔といったベテランを擁するが、彼らを差し置いてチームをけん引するのは20歳前後の若手たち。2トップを務めるのは18歳の斉藤光毅と22歳の一美和成で、2人はリーグ再開後にそれぞれJ1初ゴールを記録している。下平監督は「お互いが良い関係でプレーしている。アベックゴールに期待したい」と語り、次節も先発起用する意向を示した。


This article is a sponsored article by
''.