1993年にスタートしたJリーグでは、様々な特徴を持つストライカーがゴールを奪い、得点王に輝いてきた。Jリーグ得点王の活躍を振り返る連載の第26回は、日本での豊富なキャリアを誇るレアンドロを取り上げる。

上写真=神戸でクラブ史上初の得点王に輝いたレアンドロ(写真◎J.LEAGUE)

シーズン途中にカタールへ

 初めて日本でプレーしたのは2005年、弱冠20歳のときだった。母国ブラジルのナシオナルSPからの期限付き移籍でシーズン途中に大宮アルディージャに加入し、J1リーグで7試合出場1得点。翌06年はモンテディオ山形でJ2リーグ40試合に出場、23得点を挙げる活躍を見せて評価を高めた。

 07年からはヴィッセル神戸でプレー。持ち味のスピードと足元の技術を生かし、この年のJ1リーグでは32試合出場・15得点を記録して、J1でも活躍できることを示した。ナシオナルSPからの完全移籍に切り替わった08年は序盤の負傷離脱の影響もあり、25試合出場・7得点に終わったものの、翌09年はガンバ大阪に完全移籍する。

 新天地では本来の動きを取り戻し、第5節からは6試合連続ゴールを挙げるなど活躍していたが、シーズン途中の8月、カタールのアルサッドに引き抜かれる形で完全移籍。その後、12年途中にG大阪に復帰後もアルサッド→柏レイソルと渡り歩き、15年7月から7年ぶりに神戸でプレーすることになった。


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