2019年は屈辱の2位だった。その悔恨を晴らすためには、タイトルを取るしか方法はない。FC東京を率いる長谷川健太監督が最優先で狙うのは、サイドからの得点力。そのための戦略とは?

上写真=タイトル獲得に向けて得点力アップを目指している長谷川監督(写真◎J.LEAGUE)

ポイントはサイドからの得点

 2019年は首位を快走しながら2位に終わるという悔しさを味わったFC東京。タイトル獲得が明確なターゲットになる2020年、上積みのために敢行した補強に、長谷川健太監督は満足しているようだ。
 特に外国人選手で言えばレアンドロとアダイウトンというパワフルなアタッカーの加入が大きいが、これも戦略的なプラスアルファなのだという。

「今年はACLもあって過密日程からのスタートで、新しい選手がじっくりサッカーを覚えていくという時間はない。だから、Jリーグを経験している選手を加えたい、というオーダーだったんです」

 なるほど。

 もう一つの理由が、サイドアタッカーの得点力アップ。そこを今季の大きなポイントに据えているからだ。昨季は永井謙佑とディエゴ・オリベイラの2トップが破壊的だったが、少なくともそこにもう1人、足りなかったのも事実だった。その部分を「サイドアタッカー」に求めたというわけだ。

 これが、4−3−3のフォーメーション採用にもつながっていく。

「サイドからの得点力を補強だけで高めるのは難しい。そこで、システムを変えて前線を3人にすることで、昨季からのプラスワンとして両サイドを加えた攻撃を作っていく」と狙いは明白だ。

 昨季、スタジアムを沸かせた速さ・強さ・勢いは、どれほどまでに迫力を増していくのか。2020年も青赤が面白そうだ。

取材◎平澤大輔

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