2月9日、フクダ電子アリーナで第25回ちばぎんカップが開催され、柏レイソルがジェフユナイテッド千葉を2-0で下した。この結果、通算成績は柏の16勝9敗(うちPK勝利1回、PK負け4回)。2季ぶりのJ1での戦いに向け、弾みつけた。

上写真=先制点を挙げたオルンガを柏のチームメイトが祝福(写真◎Getty Images)

■2020年2月9日 第25回ちばぎんカップ
 千葉 0-2 柏
 得点:(柏)オルンガ、クリスティアーノ

千葉出場メンバー:GK新井章太、DF米倉恒貴、新井一燿、チャン・ミンギュ、安田理大、MF田坂祐介(67分、見木友哉)、田口泰士、熊谷アンドリュー、堀米勇輝(67分、為田大貴→85分、下平匠)、船山貴之(61分川又堅碁)、クレーベ

柏出場メンバー:GK中村航輔(90+1分、キム・スンギュ)、DF高橋峻希、染谷悠太、鎌田次郎、古賀太陽、MF三原雅俊、ヒシャルジソン、クリスティアーノ、瀬川祐輔、FWオルンガ(75分、呉屋大翔)、江坂任(90分、神谷優太)

出来は非常に良かった(ネルシーニョ監督)

 成熟度の差が出た。昨季J2優勝を果たし、キャンプでJ1仕様にチームをブラッシュアップしている柏と、尹晶煥監督を招へいし、チームを再構築している千葉との間には、まだ歴然とした力の差があった。

 攻守の切り替え、アプローチのタイミング、サポート意識、そして球際の激しさ。これらは千葉の尹晶煥監督も強調しているところだが、ネルシーニョ体制2年目(通算では8年目)を迎える柏の方が上だった。

 先制点は、柏の連係の練度を象徴するようなゴールだった。タイミングよく裏に抜け出したオルンガに江坂から絶妙な縦パスが入り、ネットが揺れた。

 2点目は、個人能力の高さが光った得点だ。右サイド深い位置でクリスティアーノが2人のマーカーを抜き去り、ボックス右から進入。千葉守備陣の数は十分に足りていたが、寄せが甘いと見るや、豪快に左足を振り抜いた。

 ハーフタイムに尹晶煥監督に「あきらめずにトライしていこう」と叱咤を受けた千葉の選手たちも、後半開始直後は積極性を見せた。しかし、70分過ぎからはプレスに行くのか、構えるのかの判断が遅れ、後手に回るケースが目立つようになる。柏に支配される時間も増えていった。

 互いに新戦力を交代させながら、時計の針は進み、結局、試合は2-0のまま決着した。

「今シーズン初めての公式戦(プレシーズンマッチ)ということで、何点か(課題が)見つかると思っていたし、ゲームのペースのところで、どういったゲーム運びになるのかと心配したが、終始ゲームをコントロールして、チームは良いテンポでボールを動かせたと思う。こちらが狙いとしていた組織的に戦うという部分も、前半の早い時間に得点してからは我々が優位にゲームを支配するという時間が続いて、それを90分間、選手たちはやり切ってくれた。流れの中で急いだ時間もあったが、新シーズンに臨むにあたり、今季の1試合目の出来としては非常に良かったと思う」

 内容も結果も、ネルシーニョ監督にとっては納得にいくものだった。あくまで現時点で、と指揮官は前置きしたが、進む方向に間違いないことを確認できた様子。

 GK中村航輔が負傷で途中交代したことは気がかりだが、Jリーグで実績のあるキム・スンギュを獲得しており、層の拡充にも努めている。柏にとっては2週間後の開幕に向けて、そして2季ぶりのJ1リーグを戦う上で、弾みのつく勝利となった。

This article is a sponsored article by
''.