北海道コンサドーレ札幌は2月8日、タイ代表のGKカウィン・タンマサッチャーナンの獲得を発表した。ルーヴェン(ベルギー2部)からの期限付き移籍での加入で、期間は2020年2月4日から12月31日までとなっている。

上写真=新加入のGKカウィン。チームメイトに同胞のチャナティップがいることはプラスだろう(写真◎Getty Images)

戦力になれるように頑張る

 1990年1月26日生まれ、タイ出身の30歳。183cm、78kgの体躯でしなやかなプレーを見せる。ラパチャFCでキャリアをスタートさせ、2008年から2017年までムアントン・ユナイテッドFCに所属。2018年にベルギーのルーヴェンに移籍した。

 ルーヴェンでもすぐにプレー機会を得たが、10月に足を負傷。その後、戦列復帰を果たすもなかなかチャンスを得られず、チーム内で自分自身のプライオリティーを高めることができなかった。タイ代表の方でも、招集されても出場機会は限られており、常時、高いレベルでプレーできる環境を望むがゆえに、移籍を決意するに至った。

「札幌の皆さん、宜しくお願い致します。カウィンです。北海道コンサドーレ札幌でプレーするチャンスをいただき、感謝しています。まずは、 チームに合流して監督の戦術の理解に励みながら、チームメイトと早く溶け込めるようにコミュニケーションを取っていきたいです。 自分がチームの戦力になれるように頑張ります」(カウィン)

 札幌のGKは現在、ク・ソンユンと菅野孝憲、阿波加俊太らがおり、定位置をつかむのは簡単ではない。カウィンは競争に勝って、タイ人GKとして札幌の歴史に、そしてJリーグの歴史に、名を残すことができるかーー。


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