上写真=2月に入り、ファンサービスの中止を決定するクラブが相次いでいる(写真◎J.LEAGUE)
当面の間は見送る意向
現在、多くのJクラブが開幕に備えてキャンプ中だが、ファン・サポーターと選手が直接触れ合える貴重な機会である『ファンサービス』の中止が相次いでいる。これは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためで、この日もガンバ大阪、ジュビロ磐田、アビスパ福岡など数クラブが中止を決定した。
「トップチームは沖縄でのキャンプを終え、今後は2/16(日)から始まるルヴァンカップ、そして2/23(日)から開幕するリーグ戦に向けて大阪で調整を行います。またU-23チームは 3/8(日)の開幕戦に向けて、2/2(日)から和歌山串本キャンプが始まります。
通常、公開練習の後に行っておりましたファンサービスですが、昨今流行している感染症予防や、 寒暖差が非常にある時期でもあり選手の体調面を考慮して、当面の間、トップチーム・U-23チームともにファンサービスの実施を見送らせていただきたいと思います」(ガンバ大阪)
「全世界で新型コロナウィルスの感染が拡大しております。つきましては感染予防のため、今後のファンサービスをしばらくの間一時中止とさせていただきます。ファンサービスを楽しみにされている皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
また、公開日の練習見学は可能となりますが、ご来場の際はマスクを着用し、感染予防にご協力賜りますよう重ねてお願い申し上げます」(ジュビロ磐田)
「この度の新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染が拡大している状況を踏まえ、アビスパ福岡では本日2月2日(日)よりしばらくの間、ファンサービスを見合わせることにいたしました。楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございません。
公開練習日の見学はこれまで通りご覧いただけますが、選手と直接ふれあうファンサービス(握手、写真撮影、サイン、ハイタッチ、プレゼントのお渡しなど)につきましては、当面見合わせることとさせていただきました。
なお、プレゼントにつきましては、スタッフにてお預かりいたしますので、お手数ではございますが、練習場のチームスタッフにお声がけください。
ファンサービスの再開時期については、感染の状況を考慮しながら、決定次第HPにてお知らせいたします」(アビスパ福岡)
感染拡大が続いている状況であり、交差感染を防止するためには当然の措置だろう。いずれのクラブもファンサービスの再開時期については未定とし、決定次第、あらためて公式HP等で発表するとしている。