1月20日、清水エスパルスはDF松原后がシントトロイデン(ベルギー)へ完全移籍することが内定したと発表した。今後、現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となっている。

上写真=不動のレギュラーとして、昨季はリーグ戦全34試合に出場した松原(写真◎J.LEAGUE)

大型SBが初の海外挑戦

 松原は浜松開誠館高を卒業後、2015年に清水エスパルスに加入。プロ2年目からレギュラーポジションを獲得し、不動の左SBとして活躍してきた。昨季はリーグ戦全34試合に先発し、チームのJ1残留に貢献した。J1通算105試合4得点、J2通算28試合1得点。

 クラブの公式ホームページで発表された松原のコメントは以下の通り。

「僕にきたチャンスを尊重し、快く送り出してくれるエスパルスには感謝しかありません。と同時にこのクラブを背負うような気持ちで挑戦してきます。

 高校を出て、何もできなかった僕とサポーターの皆さんとは5年間喜怒哀楽あり、色々な経験をさせてもらい成長させて頂きました。一番伝えたいことは、僕はエスパルスが本当に大好きということ。静岡で育ち、このクラブでサッカーができて幸せでした。僕の心はエスパルスと共にあります。本当にありがとうございました」

 今後、現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定。シントトロイデンには現在GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨、FW伊藤達哉が在籍しており、松原が4人目の日本人選手となる。


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