第101回全国高校サッカー選手権大会の3回戦、佐野日大(栃木)対履正社(大阪)が1月2日に駒沢陸上競技場で行なわれた。佐野日大が前後半を通じて唯一のシュートで先制するも、履正社が追いついてPK戦へ。3人目をストップした佐野日大が、キッカーは5人全員が決めて勝ち抜いた。

上写真=PK戦を制して準々決勝に勝ち上がった佐野日大の喜びが爆発!(写真◎矢野寿明)

■2023年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@東京・駒沢)
佐野日大 1-1(PK5-4) 履正社
得点者:(佐)青木柾
    (履)名願斗哉

キッカー5人全員が成功

 前半は履正社のシュートが1本、佐野日大はゼロと、なかなか攻撃の形を作れないままスコアレスでハーフタイムへ。後半立ち上がりの42分、佐野日大はロングスローのこぼれ球をDF青木柾が蹴り込み、前後半を通じて唯一のシュートで均衡を破った。しかし履正社も60分、MF名願斗哉がエリア内左サイドでの鋭い切り返しで相手DFをかわし、右足で決めて追いつく。1-1で迎えたPK戦は、GK平岡倖輝が3人目を止め、5人全員が成功した佐野日大が制して勝ち上がった。


This article is a sponsored article by
''.