1月8日、東京・国立競技場で全国高校サッカー選手権2021の準決勝、高川学園(山口)対青森山田(青森)が行なわれた。前半にセットプレーで2点を先行した青森山田が、後半も着実に加点。6-0で快勝し、4年連続の決勝進出を決めた。

上写真=青森山田は26分、CKをDF丸山大和(5番)が決めて先制(写真◎小山真司)

■2022年1月8日 全国高校サッカー選手権準決勝(@東京・国立)
高川学園 0-6 青森山田
得点者:(高)なし
    (青)名須川真光、丸山大和2、松木玖生、小湊絆、田中栄勢

画像: ■2022年1月8日 全国高校サッカー選手権準決勝(@東京・国立) 高川学園 0-6 青森山田 得点者:(高)なし (青)名須川真光、丸山大和2、松木玖生、小湊絆、田中栄勢

開始直後にセットプレーで先制

 立ち上がりの3分、青森山田は敵陣左サイドでFKを得ると、ゴール前に送られたボールをFW名須川真光がヘッドで合わせ、早くも均衡を破る。高川学園も19分にゴール前での突破からFW小澤颯太がシュートを放つ場面があったが、青森山田は26分にCKから、マークを外してフリーとなったDF丸山大和がヘッドで決め、2点をリードして前半を終えた。

 高川学園は後半、布陣を3バックから4バックに変えて局面の打開を図るが、青森山田の強度の高い守備を崩し切れない。逆に57分、青森山田は右サイドでこぼれ球を拾ったMF松木玖生がエリア内に侵入し、角度のないところから左足で蹴り込んで3点目を決めた。

 さらに68分に交代出場のFW小湊絆が決めると、85分にはCKからDF丸山がこの日2点目。89分にもMF本田栄勢が決め、大量6ゴールで高川学園を寄せつけなかった青森山田が、実に4年連続となる決勝進出を決めた。

 もう一つの準決勝は、選手2人に新型コロナウイルスの陽性反応が認められた関東第一(東京)が出場を辞退し、大津(熊本)の不戦勝となった。大津と青森山田の決勝は1月10日14時5分から国立競技場で行なわれる。


This article is a sponsored article by
''.