日本サッカー協会(JFA)は3日、今月7日に開幕する「東アジアE-1サッカー選手権2025」の臨む日本代表のメンバーを発表した。初招集は12人、また6月シリーズに招集されていた長友佑都、大迫敬介、細谷真央、俵積田晃太、佐藤龍之介の5人も引き続き選出された。

上写真=左から垣田、安藤、早川、宮代、中村(写真◎J.LEAGUE)

W杯経験者や代表歴のある選手も招集

 発表記者会見に臨んだ森保一監督は、初選出が多い今回のメンバーについて期待を込めてこうコメントした。

「今回、Jリーグを代表して、Jリーグの誇りを持って、国内の代表として、日本代表として戦ってもらいたい。チーム力を上げるために、これまでも招集したくてもなかなかできなかったような選手を選んだ。厳しい日程になるが、個々の成長と代表としてチームの底上げができるようにしたい」

 12人の初選手の中には若い選手のほか、すでに豊富な経験を持つ選手も多い。また、過去に代表歴があり、ワールドカップを経験している長友佑都、植田直通、相馬勇紀も選ばれた。

 常々、「代表に負けていい試合はない」と話す指揮官は、若い選手がより成長する機会をつくるとともに、しっかり勝利を目指すことを強調した。

 2022年7月に開催された前回のE−1選手権からは町野修斗と相馬が同年11月に開催されたカタール・ワールドカップのメンバーに食い込んだ。当時よりも海外のトップリーグでプレーする選手が増えた現在の代表に、今回、選ばれたメンバーから入っていくにはどんなことが求められるのか。指揮官は以下のように答えた。

「フリーな条件で日本代表を選ぶとなったときに、世界のトップレベルから選手を選ぶような基準になっている。その中で国内組の選手たちが選ばれていくには、Jリーグの中で突出した結果を出すということと、突出した存在感を出すことが必要」

 今回、選ばれたメンバーは今季のJリーグの中で個性を示している選手たちだろう。東アジアのナンバーワンを決める今大会でその力を発揮することになる。

日本代表・E-1選手権メンバー

▼GK
12 早川友基(鹿島)※
1 大迫敬介(広島)
23 ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)※
▼DF
5 長友佑都(FC東京)
22 植田直通(鹿島)
3 荒木隼人(広島)
4 古賀太陽(柏)
16 安藤智哉(福岡)※
25 綱島悠斗(東京V)※
▼MF/FW
15 稲垣 祥(名古屋)
13 ジャーメイン良(広島)※
6 川辺 駿(広島)
11 西村拓真(町田)
  →原 大智(京都)=西村が出場辞退のため追加招集
19 垣田裕暉(柏)※
24 久保藤次郎(柏)※
9 宮代大聖(神戸)※
18 山田 新(川崎F)※
8 川崎颯太(京都)  
  →田中 聡(広島)=川崎が出場辞退のため追加招集
7 相馬勇紀(町田)10 細谷真大(柏)
2 望月ヘンリー海輝(町田)
26 中村草太(広島)※
17 宇野禅斗(清水)※
20 俵積田晃太(FC東京)
14 大関友翔(川崎F)※
21 佐藤龍之介(岡山)
※=初招集

▼スタッフ
監督:森保一
コーチ:名波浩
コーチ:齊藤俊秀
コーチ:前田遼一
コーチ:長谷部誠(フランクフルト)
フィジカルコーチ:松本良一
GKコーチ:下田 崇
テクニカルスタッフ:寺門大輔
テクニカルスタッフ:中下征樹
テクニカルスタッフ:若林大智
テクニカルスタッフ:渡邉秀朗

東アジアE-1サッカー選手権2025・日本戦日程

▼7月8日(火/19:24)日本vsホンコン・チャイナ(@龍仁)
▼7月12日(土/19:24)日本vs中国代表(@龍仁)
▼7月15日(火/19:24)韓国vs日本(@龍仁)


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