FIFAクラブワールドカップ2025のラウンド16が行われ、レアル・マドリード(スペイン)とユベントス(イタリア)が対戦した。世界屈指のビッグクラブ同士の対戦として注目された一戦は後半、1点をもぎ取ったレアルが1−0で勝利。準々決勝進出を決めた。
上写真=豪快なヘッドで決勝点をスコアしたゴンサロ・ガルシア(写真◎Getty Images)
■2025年7月1日 ラウンド16(@ハードロックS)
レアル・マドリード 1−0 ユベントス
得点:(レ)ゴンサロ・ガルシア
新加入A・アーノルドのピンポイントクロス!
スコアが動かないまま迎えた後半、54分にレアル・マドリードが均衡を破った。押し込んだ状態から連続攻撃を仕掛けると、新加入のトレント・アレクサンダー・アーノルドが右クロスを供給。ピンポイントで送られたボールをゴンサロ・ガルシアがヘッドでとらえて、豪快にネットを揺らした。
前半から押し気味に試合を進めていたレアルがようやくゴールを手にした瞬間だった。その後もボールを握り、優位に試合を進めたが、ユベントスも自陣ゴール前にGKケーレ・ディグレゴリオが立ちはだかって追加点を許さない。
ただ、レアルの優位は動かかなかった。シュート数の22本対6本。ゴール数こそ1点に留まったが、常に主導権を握り、1−0で勝利をつかんだ。一方のユベントスは前半、何度か訪れたチャンスに決めきれなかったのが痛かった。
優勝候補同士の対決としても注目されたラウンド16屈指の好カードは、レアルが地力を示し、準々決勝進出を決めた。