上写真=2ゴールで勝利に貢献したアトレティコのバリオス(写真◎Getty Images)
■2025年6月19日 GS2節・B組(@ルーメン・フィールド)
シアトル・サウンダーズ 1−3 アトレティコ
得点:(シ)アルベルト・ルスナーク
(ア)パブロ・バリオス2、アクセル・ビツェル
危なげなく勝ち点3を手中に収める
最初の得点は11分。中盤のこぼれ球争いをセルロートが制して、抜群のタイミングで走り出したジュリアーノ・シメオネに展開。ドリブルでボックス内までたどり着くと、右からの折り返しをバリオスが右足シュート。見事な速攻を完遂し、アトレティコが均衡を破った。
2点目は後半開始早々の47分、右CKの流れからマルコス・ジョレンテが放ったミドルシュートがクロスバーを直撃。跳ね返りを拾ったロビン・ルノルマンが左から折り返し、最後はビツェルがプッシュした。
その直後の50分にはシアトルも敵陣で相手のパスミスを拾ってカウンターを展開。ゴール前に持ち込み、アトレティコ守備陣の足が一瞬止まる中、ルスナークが蹴り込んで1点を返した。
1点差に詰め寄られたアトレティコはしかし、全く慌てなかった。すぐさまゴールを決め返す。55分、敵陣右サイドで得たスローインの場面で、ジョレンテがロングスロー。流れてきたところをバリオスが蹴り込み、ネットを揺らした。
先制し、加点して、勝負を決める3点目もスコア。1点は返されたものの、終わってみればアトレティコがその力を示した試合と言える。地元シアトルを退けたアトレティコが1勝を挙げ、ラウンド16進出に望みをつないだ。