FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第2節が行われ、グループAのインテル・マイアミ(アメリカ)とFCポルト(ポルトガル)が対戦した。先制したのはポルトだったが、後半、マイアミが2点を返し、逆転勝ちを収めた。

上写真=インテル・マイアミは、メッシが直接FKを決めて逆転勝利を収めた(写真◎Getty Images)

■2025年6月19日 GS2節・A組(@メルセデス・ベンツS)
インテル・マイアミ 2−1 ポルト
得点:(イ)テラスコ・セゴビア、リオネル・メッシ
   (ポ)サムエル・オモロディオン

ポルトがPKで先制するも…

 マイアミにとっては苦しい立ち上がりになった。ノア・アレンがボックス内でジョアン・マリオを倒し、PKを与えてしまう。8分、これをオモロディオンに決められ先制を許す。

 いきなり追いかける形になったが、前半は得点できず、迎えた後半、47分にチームの士気を上げるゴールが生まれる。右サイドをパスワークで崩し、マルセロ・ウェイガンドのクロスに走り込んだセゴビアが合わせてマイアミが同点に追いついた。

 そして54分。また一つ、レジェンドによる名シーンが生まれる。セゴビアの縦パスをルイス・スアレスが落とし、メッシが拾ってドリブルで突破を図ると、ポルト守備陣がたまらずファウルをおかす。ペナルティーアークのすぐ外側で得たFK。キッカーはメッシ。左足から放たれたボールは、GKクラウディオ・ラモスが伸ばした手の届かないゴール右に吸い込まれた。

 メッシの今大会初ゴールで逆転したマイアミがそのまま2−1で勝利。1勝1分けとしてラウンド16進出に向けて大きく前進した。最終節のパルメイラス戦で引き分け以上でネクストステージに進む。一方のポルトは1分け1敗。可能性は残るがグループステージ突破が難しい状況となった。


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