FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節が行われ、グループBのボタフォゴ(ブラジル)とシアトル・サウンダーズ(アメリカ)が対戦した。序盤から優位に試合を進めたボタフォゴは前半に2点をスコア。シアトルも終盤に1点を返したが、試合は先手を取ったボタフォゴがモノにした。
上写真=決勝点をスコアしたボタフォゴのイゴール・ジェズス(写真◎Getty Images)
■2025年6月15日 GS1節・B組(@ルーメン・フィールド)
ボタフォゴ 2−1 シアトル
得点:(ボ)ジャイール・クーニャ、イゴル・ジェズス
(シ)クリスチャン・ロルダン
ヘッド2発で勝負を決める
終わってみれば、先手、先手を取ったボタフォゴが順当に勝ち点3をつかんだ試合と言える。
序盤の劣勢を耐えしのぐと、29分にボックスの外、右45度の位置で得たFKの場面で、アレックス・テレスの左足から放たれたボールを、198センチの長身DFジャイール・クーニャがヘッド。豪快な一発でボタフォゴが先制した。
追加点もヘッドだった。前半終了間際の44分、右サイドで攻撃を作ってビチーニョが上げたクロスをイゴール・ジェズスが頭でとらえ、2−0とリードを広げた。
シアトルも75分に右サイドのFKの流れから最後はクリスチャン・ロルダンが左クロスをヘディングシュートを放ち、DFに当たってそのままゴール。1点を返した。
その後、勢いを増したシアトルだったが、あと1点は奪えず。粘るシアトルを振り切り、ボタフォゴが初陣を飾った。