FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節が行われ、グループAのパルメイラス(ブラジル)とFCポルト(ポルトガル)が対戦した。スタンドに詰めかけたサポーターの大声援に応え、パルメイラスが積極的な攻撃を仕掛けたが、ポルトも譲らず、GKクラウディオ・ラモス中心にゴールにカギをかけて0−0で引き分けた。

上写真=激しく攻め合ったが、パルメイラス対ポルトは引き分け。A組は勝ち点1で4チームが並ぶことになった(写真◎Getty Images)

■2025年6月15日 GS1節・A組(@メットライフS)
パルメイラス 0−0 ポルト

3連続ブロックで失点を阻止

 シュート30本が飛び交う激しい試合になった。果敢にゴールを目指す展開を導いたのはパルメイラスのアグレッシブの姿勢があったためか。序盤から相手ゴールを目指してどんどん敵陣に走り込んでいった。

 対するポルトも要所を締めて、カウンターに転じ、ゴールへの意欲を示す。パルメイラスに決定機が訪れたのは前半のアディショナルタイム。ボックス内で連続攻撃を展開。3度シュートを放ったが、ポルトはGKクラウディオ・ラモスのビッグセーブ、さらにDFも体を張って阻止。ポルトは絶体絶命のピンチを免れ、パルメイラスは絶好のチャンスを逸した。

 終盤、足をつる選手が相次ぐほど、トランジションが繰り返された試合は結局スコアレスドローで決着。押し気味に試合を進めたパルメイラスにとっては悔しい勝ち点1、ポルトにとってはしのいで手にした価値ある勝ち点1になった。


This article is a sponsored article by
''.