FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節が行われ、グループBのパリ・サンジェルマン(フランス)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。序盤から押し気味に試合を進めたパリSGが4点を奪って快勝。後半途中に退場者を出したアトレティコは悔しい敗戦となった。
上写真=左足を振り抜き、先制ゴールを記録したファビアン・ルイス(写真◎Getty Images)
■2025年6月15日 GS1節・B組(@ローズボウルS)
パリSG 4−0 アトレティコ
得点:(パ)ファビアン・ルイス、ビティーニャ、セニー・マユル、イ・ガンイン
前半2点、後半2点で快勝
UEFAチャンピオンズリーグで初優勝を飾り、その勢いを駆ってクラブワールドカップに乗り込んできたパリSGがその実力を見せつけた。19分にファイビアン・ルイスが左足を振り抜いて先制すると、前半終了間際にカウンターからビティーニャがネットを揺らし、2−0。後半もその勢いは止まらず、パリSGが優位に試合を進めていく。
アトレティコは57分にジュリアーノ・シメオネのパスを受けたアルバレスがシュートをねじ込んだが、直前のプレーでコケがドゥエをファウルで倒しており、ゴールは取り消しに。78分にラングレが2枚目のイエロカードを受けて退場となると、もはや反撃する力は残されていなかった。パリSGは87分にマユル、後半アディショナルタイムにイ・ガンインがPKで加点して4−0で快勝。ヨーロッパ王者の強さを見せつけて、初戦をものにした。