FIFAクラブワールドカップ2025が現地14日にアメリカで開幕した。地元のインテル・マイアミがアル・アハリ(エジプト)とのオープニングマッチに登場。ともに何度もチャンスを迎えたが、結果はスコアレスドローに終わった。
上写真=後半はメッシにボールが集まり、何度も好機を迎えたマイアミだったが、無得点に終わった(写真◎Getty Images)
■2025年6月14日(現地) GS1節・A組(@ハードロックS)
インテル・マイアミ 0−0 アル・アハリ
両GKが好守で試合を引き締める
序盤からメッシを中心ゴールを目指すマイアミだが、アル・アハリは集中力高い守りで供給源を寸断。ピッチ上の指揮者であるブスケツに自由を許さず、リズムをつかませなかった。
前半42分にはジゾがボックス内でセゴビアに倒されてPKを獲得。アル・アハリが先制点のチャンスを得た。だが、トレゼゲが狙ったキックをマイアミのGKウスタリがストップ。前半は0−0で終了した。
後半は開始直後からマイアミの時間になる。メッシにボールが渡るケースが増え、必然的にゴールに迫る機会も増す。それでもネットはなかなか揺れず、試合は80分を経過。前半からアグレッシブなプレスと裏抜けを狙い続けていたアル・アハリの選手たちの足が止まり始めた。
85分にはメッシの左クロスにファファ・ピコーが飛び込んでヘッド。マイアミが決定的な場面を迎えたが、GKモハメド・エルシェナウィに好守で阻止され、ゴールはならず。
アディショナルタイムにもマイアミがメッシのロングシュートやファルコンのヘッドでチャンスを迎えたが、GKの好セーブがあり、試合は結局、0−0で終了。ともに好機のあったゲームだったが、最後までネットは揺れず。勝ち点1を分け合う結果となった。