候補ベルギーがアフリカの刺客にしてやられた。カタール・ワールドカップで11月27日にモロッコとグループステージF組第2戦で激突。0-0で迎えた後半、直接FKから先制され、猛反撃に出たが、アディショナルタイムの失点でトドメを刺された。

上写真=サビリが左サイドの角度のないところからFKを決めて、モロッコが先制!(写真◎Getty Images)

■2022年11月27日 カタールW杯F組(アル・サマーマ)
ベルギー 0-2 モロッコ
得点者:(モ)アブデルアミド・サビリ、ザカリア・アブクラル

主砲ルカク投入も実らず

 カタール大会は何が起きるか分からない。格下モロッコに足をすくわれたのはFIFAランク2位の強豪ベルギーだ。

 前半こそ主導権を握ったが、好機をつかめずに後半へ。すると、前線からの圧力を強めたモロッコに流れをもっていかれ、73分に手痛い失点を喫してしまう。交代出場のアブデルアミド・サビリに直接FKをねじ込まれ、追いかける展開に。

 次々と攻撃の駒を投入し、81分には万全の状態ではない主砲のロメル・ルカクをピッチへ送り込んで猛反撃に転じた。だが、5バックへシフトしたモロッコの強固な防壁を崩せず、アディショナルタイムに2点目を食らって万事休す。

 強豪相手に臆せず戦ったモロッコは、ワールドカップで24年ぶりの白星を飾った。


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