日本サッカー協会は17日、今月23日から始まる『ドバイカップU-23』に出場するU-21日本代表のメンバーを発表した。7日から3日間実施した国内合宿のメンバーに加え、荒木遼太郎や松木玖生、川崎颯太らJリーグで主軸を担う選手、さらに海外組も3人を招集。大岩剛監督は今回の選考について「前進していくためのメンバー」と語り、国際大会へ向けて意気込みを語った。

上写真=3月7日から9日の3日間、国内で候補合宿を行なったU-21代表(写真◎山口高明)

旬な選手はなるべくその時に呼びたい

「レベルの高いメンバーで大会に参加したいと各クラブに説明し、それを汲み取っていただいた各クラブの皆様に感謝しています。その中でクラブの事情やスケジュールもありますし、海外組の現状も加味したうえで、メンバーを選んだつもりです。先日、(国内合宿)スタートしましたが、ここから一歩、二歩、三歩、四歩と前進していくためのメンバーだと思って選出しています。自信を持って彼らとともにドバイカップを戦いたい」

 就任後、初の国際大会に臨む大岩剛監督は、今回のメンバー構成について、こう説明した。インターナショナルマッチウイーク中の試合ではあるものの、所属クラブによっては試合もあり、クラブの事情によって途中合流や途中離脱、選外となった選手もいるが、指揮官は「前進していくためのメンバー」と27名の選手たちに大きな期待を寄せた。

 国内合宿に参加できなかった荒木遼太郎や松木玖生の参加が決定し、 小久保玲央ブライアン、内野貴史、斉藤光毅と3人の海外組も招集。「国内外を問わず、そのとき旬な選手、活躍している選手は、可能な限りそのときに招集したい」と大岩監督は語り、例えば内野のように先日ドイツ2部でデビューしたばかりの選手も招集するに至った。

 ドバイカップは今月23日から同29日までの日程で開催され、日本のほか、 UAE、サウジアラビア、ウズベキスタン、カタール、ベトナム、イラク、クロアチア、中国、タイがが出場。日本は23日にU-23クロアチア代表、26日にU-23カタール代表と対戦し、29日には順位決定戦に臨む。なお、同大会の日本戦はCSテレ朝チャンネルにて放送されることが決まった。

◆U-21日本代表メンバー

※背番号/名前(所属)

▼GK
1 小久保玲央ブライアン(SLベンフィカ/ポルトガル)※1
23 佐々木 雅士(柏レイソル)
12 鈴木 彩艶(浦和レッズ)

▼DF
17 成瀬 竣平(名古屋グランパス)
18 内野 貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)※1
※21 大畑 歩夢(浦和レッズ)→不参加
2 西尾 隆矢(セレッソ大阪)
16 木村 誠二(モンテディオ山形)※3
14 加藤 聖(V・ファーレン長崎)※2
3 馬場 晴也(東京ヴェルディ)
4 半田 陸(モンテディオ山形)※3
25 鈴木 海音(栃木SC)※2
27 チェイス・アンリ(尚志高)

▼MF
24 松村 優太(鹿島アントラーズ)
15 川崎 颯太(京都サンガF.C.)
10 斉藤 光毅(ロンメルSK/ベルギー)※1
※26 鮎川 峻(サンフレッチェ広島)→不参加
7 山本 理仁(東京ヴェルディ)
6 藤田 譲瑠チマ(横浜F・マリノス)
5 田中 聡(湘南ベルマーレ)
13 松木 玖生(FC東京)※4
20 甲田 英將(名古屋グランパス)※4

▼FW
22 藤尾 翔太(徳島ヴォルティス)※4
19 小田 裕太郎(ヴィッセル神戸)
11 細谷 真大(柏レイソル)
9 鈴木 唯人(清水エスパルス)
8 荒木 遼太郎(鹿島アントラーズ)

※1:ドバイにて合流、解散。※2:3月22日(火)にドバイにてチームに合流。※3:3月22日(火)にドバイにてチームに合流し、27日(日)にチームを離脱。※4:3月27日(日)にチームを離脱

■スタッフ
監督:大岩 剛 
コーチ:羽田憲司
GKコーチ:浜野征哉
フィジカルコーチ:矢野由治
テクニカルスタッフ:越智滋之
テクニカルスタッフ:菅原大介

ドバイカップU-23

※開催日程:2022年3月23日ー2022年3月29日

◇出場チーム: UAE、サウジアラビア、ウズベキスタン、カタール、ベトナム、イラク、クロアチア、中国、タイ、日本

■日本スケジュール
・3月23日:U-21日本 vs U-23クロアチア
・3月26日:U-23カタール vs U-21日本
・3月29日:順位決定戦


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