12月31日、神奈川・ニッパツ三ッ沢球技場で全国高校サッカー選手権2020の1回戦、前橋商(群馬)対神村学園(鹿児島)が行なわれた。先制したのは前橋商だったが、神村学園が後半に2点を集めて逆転し、2年連続で初戦を突破した。
上写真＝同点ゴールを挙げた神村学園の小林（右）と永吉が祝福（写真◎金子悟）
■2020年12月31日 全国高校サッカー選手権1回戦（@神奈川・三ツ沢球技場）
前橋商 1-2 神村学園
得点者：（前）仲宗根純
（神）小林力斗、下川床勇斗
後半の2ゴールで逆転
先制したのは前橋商だった。開始早々の3分。ロングスローを仲宗根純が頭で合わせて均衡を破る。だがその後は神村学園の攻撃姿勢を示す。一方で前橋商は堅い守備からシンプルな攻めでゴールに迫った。神村学園の攻撃的なプレーがゴールに結びついたのはゲーム終盤だ。永吉飛翔のパスに反応した小林力斗が69分に同点ゴールを挙げると、その4分後に若水風飛のクロスに下川床勇斗が飛び込んで勝ち越し。攻めの姿勢を貫いた神村学園が、後半一気の逆転で前橋商を破った。
