日本サッカー協会(JFA)は10日、ナショナルチームダイレクターの関塚隆氏が2020年11月末日を持って契約を解除し、退任したと発表した。2018年のロシアW杯前の4月に技術委員長に就任し、今年3月からのナショナルチームダイレクターを務めていた。

上写真=ロシアW杯には技術委員長として携わった関塚隆氏(写真◎Getty Images)

微力ながら違う形で貢献していきたい

 ロシアワールドカップ前の4月にJFAの技術委員長に就任し、今年3月からナショナルチームダイレクターを務めていた関塚隆氏が退任した。すでに11月末をもって、契約を解除していた。

 関塚氏はJFAを通して以下の通り、コメントを発表している。

「約3年という期間でしたが、A代表をはじめとする代表チームの強化、世界への挑戦。そして日本のサッカーを育てていく指導者の育成に携わることができたことを誇りに思います。これからも日本サッカーがより発展していくために、微力ながら違う形で貢献していきたいと思います」

 また、関塚氏を招へいしたJFAの田嶋幸三会長は「2018年FIFAワールドカップ直前に西野監督に交代した際、関塚さんが技術委員長を引き受けて日本サッカー協会や日本代表チームを支えてくださり、あらためて感謝の気持ちを申し上げます。本人から退任のお申し出があり、反町技術委員長も含めてご本人ともお話をし、最終的に退任されることを認めることになりました。これまでの日本サッカー協会に対する大きな貢献に感謝するとともに、今後も引き続き、サッカー界に力を貸していただきたいと考えています」とのコメントを発表。労をねぎらった。


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