Jリーグは22日、『第7回臨時合同実行委員会』を開催し、終了後にオンライン会見を実施。Jリーグの村井満チェアマンが取材に応じ、その中で「無観客」という言葉に対する私見を述べた。

上写真=オンラインで会見を行なった村井チェアマン(画面のスクリーンショット)

新たな価値観

 村井チェアマンは実行委員会で、同日午後に行なわれたプロ野球との『新型コロナウイルス対策連絡会議』において専門家から出された提言を各クラブと共有したことを報告し、「無観客での開催に対する反論はまったくなかった」と説明した。

 気になるリーグ再開日程は、来週29日の実行委員会で議論される予定だが、再開までの期間について村井チェアマンは「最低4~5週間程度、練習する時間を確保しようと申し合わせた」と明かし、リーグ再開は早くて6月末、あるいは7月上旬の見込みとなった。

 なお「最低4~5週間」という数字は、Jリーグのフットボール本部が医学的なエビデンスを取り、日本プロサッカー選手会でアンケートを実施するなどして導き出した期間。活動休止中の自宅でのトレーニングは含めず、全体練習を再開してからの期間と定義している。

 また、専門家から提言された選手・スタッフに対するPCR検査について、「それによって選手が安心して練習、試合に臨めるのであれば、なるべく導入したいと願っている」と村井チェアマン。続けて「具体的にどういう形で実践できるのか、どのくらいのインターバルで継続していけるのか。このあたりが論点になっていくが、いずれにしても医療分野の皆さまと協議を重ねていく中で、実践に移行していく話だと思っている」と話した。

 最後に、当面の間は無観客での開催が濃厚となっていることに関して、村井チェアマンは「無観客という言葉そのものを、Jリーグとしてどう使っていくべきなのか」と問題提起した。

「コロナの感染拡大を阻止し、何とかスポーツ文化を守っていくため、ポジティブに、お客様の入場を制限させていただきながら運用していく話と、いわゆる制裁での無観客。いずれもスタジアムにお客様がいないという状況は同じだが、意図するものや狙うものがまったく違う。今後ファン・サポーターの皆さまにご意見をいただいたり、場合によってはいろんな競技団体の皆さまと話をさせていただくなど、しっかり言葉を定義したいなと内心思っています」

 新しい生活様式への順応が求められる今、Jリーグとしても新たな価値観を定義していく。

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