日本女子サッカーリーグは28日、新型コロナウイルス感染予防および拡散防止のため、リーグ戦の開催を6月28日(日)まで延期することを決定し、「2020プレナスなでしこリーグカップ」を中止すると発表した。

上写真=リーグ杯は中止が決定。昨季の1部リーグ杯はベレーザが連覇を達成した(写真◎J.LEAGUE)

開幕日は未定のまま

 今回新たに延期が決まったのは「2020プレナスなでしこリーグ」1部と2部、さらに3部にあたる「2020プレナスチャレンジリーグ」を合わせて計82試合。チャレンジリーグに関しては大会方式の変更も発表され、3回戦総当たりから2回戦総当たりのリーグ戦となり、第1節から第5節は開催中止となった。

 また、なでしこリーグ1部と2部のチームが出場する予定だった「2020プレナスなでしこリーグカップ」は中止が決定。当初のスケジュールでは4月11日に開幕し、8月23日に決勝を行なう予定だった。

 なお7月以降の試合開催についても未定で、日本女子サッカーリーグは「今後のコロナウイルスの状況や、サッカー界の状況等も鑑み、改めて協議し、決まり次第お知らせいたします」とコメントしている。

 今季の女子リーグは当初3月21日に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。その後、開幕は5月2日に設定されたが、緊急事態宣言の発令を受けて再延期が決まっていた。


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