1月31日、ボタフォゴが元日本代表MFの本田圭佑の加入を発表した。昨年12月にオランダのフィテッセを退団し、その去就が注目されていたが、本田にとって8クラブ目となる所属先は、サッカー王国の強豪に決まった。

上写真=昨年12月にフィテッセを退団していた本田のボタフォゴ加入が決定した(写真◎Getty Images)

リオから東京を目指す

 ここ数日、自身のツイッターで去就に関して発信していた本田だが、かねてより噂のあったブラジルのボタフォゴに加入する決断を下した。

 2005年に星稜高校から名古屋グランパス入りし、VVVフェンロ(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、ACミラン(イタリア)、CFパチューカ(メキシコ)、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、フィテッセと、世界をまたにかけてプレーしてきた。そして通算8クラブ目となる所属先には、初めて南米のチーム、ボタフォゴを選んだ。

 本拠地はリオデジャネイロで、州選手権の優勝回数は21回を誇り、フラメンゴ、フルミネンセ、バスコ・ダ・ガマとともにビッグ4と称される強豪だ。直近では2018年にボタフォゴは優勝を果たしている(全国選手権優勝は通算2回)。

 クラブが公式twitterで本田の加入を発表したのに続き、本田がSNSで「ボタフォゴでプレーすることに決めました」とメッセージを発信すると、待ってましたとばかりにブラジル国内のファンが反応。「#HondaChegou」(ホンダ到着=本田加入!)がtwitterのトレンドワードで1位になる盛り上がりを見せた。

 本田は、3年前にパチューカ入りして、メキシコからロシアW杯出場を成し遂げた。そして今、一つの目標として掲げているのは、7月に開幕する東京五輪出場だ。前回の五輪開催地であるブラジル・リオデジャネイロから東京五輪へーー。本田の新たな挑戦が始まった。


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