日本サッカー協会(JFA)は25日、田嶋幸三現会長が次期会長予定者に選出されたことを発表した。同日、東京都文京区のJFAハウスで臨時評議員会が開催され、新会長投票が行なわれた。

上写真=会長選挙で再選した田嶋氏(写真◎Getty Images)

出席者全員の賛成で承認

 新会長投票の結果、現職の田嶋幸三現氏が次期会長予定者に選出された。各都道府県サッカー協会代表やJ1クラブ代表ら75人で構想される評議員の投票で、出席した64人全員が賛成した。今回の会長選挙には現職の田嶋氏が単独出馬しており、3月に行なわれる新理事会で3期目の再任が正式に決定する。

 現在62歳の田嶋氏は、筑波大を卒業後に古川電工に入社し、現役引退後はJFAで強化委員や年代別代表監督を歴任。10年から16年まで副会長を務めた後、16年3月の会長選挙に勝利して現職となり、18年3月に再任されていた。昨年6月からは日本オリンピック委員会の副会長も務めている。

 また同評議員会では、評議員1名の交代が承認され、サンフレッチェ広島の仙田信吾代表取締役社長が選任された。


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