滋賀県のびわこ成蹊スポーツ大が1月7日、Jクラブ加入が内定している5人の合同記者会見を行なった。同一年に5人のプロ入りは開学以来最多。選手たちは各クラブのユニフォームを身につけ、決意を新たにしていた。

上写真=左から糸原、青山、忽那、井上、田中。それぞれにプロでの活躍を誓った(写真◎森田将義)

自分の持ち味をPR

 びわこ成蹊スポーツ大は2003年に開学した新興大学ながらも、関西学生サッカーリーグでコンスタントに上位に進出するなど実績を重ねている。これまでに18人のJリーガーを輩出しているが、能力の高い選手が揃った今年度は、MF忽那喬司(J2愛媛)、FW井上直輝(J3秋田)、FW青山景昌(J3福島)、GK田中勘太(J3富山)、GK糸原紘史郎(J3鳥取)と、一度に5人のJクラブ加入が内定。1月7日に滋賀県大津市の同校で合同加入内定発表会見が行なわれ、それぞれプロでの目標とともに、自身のプレーをPRした。
 
 忽那は「攻撃的なプレースタイルがストロングポイント。ドリブルとパスを駆使して、攻撃にテンポを与えるところに自信を持っている」とコメント。今年度の主将でもある井上は「献身的かつ貪欲的に勝利に向かっていくところ」と語ったのに続き、「また、いじられることができて、いじることもできるのがストロングポイント」と笑わせた。
 
 残る3選手も「ゴールに向かっていく姿勢や、ゴール前でのアイデアを見てほしい」(青山)、「ゴールを守るための積極的な守備と、ハイボールの処理が得意」(田中)、「シュートストップやゴールキックの飛距離など、ワンプレーで試合の流れを変えられるプレーが自分の強み」(糸原)など、各クラブの強化担当者も出席した会見で、それぞれの持ち味をアピールした。


This article is a sponsored article by
''.