12月31日、千葉・ゼットエーオリプリスタジアムで高校サッカー選手権2019の1回戦が行なわれ、第1試合で矢板中央(栃木)と大分(大分)が対戦。前後半80分で決着はつかず、PK戦の末に矢板中央が勝利した。

上写真=PK戦を制し、喜び合う矢板中央の選手たち(写真◎松田杏子)

■2019年12月31日 全国高校サッカー選手権1回戦(千葉・ゼットエーオリプリスタジアム)
矢板中央 2-2(PK6-5) 大分
得点者:(矢)多田圭佑、左合修土 (大)森山悠太、大神颯汰

大分が2点差から追い付くも…

 開始早々の4分、矢板中央のMF靏見拳士朗が思いきりよくミドルシュートを放ち、GKが弾いたボールをFW多田圭佑が押し込んで先制。矢板中央の1点リードで後半を迎えると、47分にはMF左合修土が自ら獲得したPKを決めてリードを広げた。一方の大分は、途中出場のFW森山悠太、FW大神颯汰がゴールを奪って追い付き、PK戦へと持ち込んだが、6人目、7人目のキッカーが続けて失敗してしまい、万事休す。矢板中央が苦しみながらも2回戦に進出した。

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