日本代表の合宿3日目。前日までの日産フィールド小机から、試合会場となる日産スタジアムに場所を移してトレーニングが行なわれた。報道陣には冒頭15分のみの公開となったが、選手たちはおよそ90分間のメニューで汗を流したようだ。

上写真=19日のトレーニングで強烈なシュートを放つ乾(写真◎サッカーマガジン)

「拓実、律、翔哉は日本の武器」

 スペインのラ・リーガ(1部リーグ)では直近の6試合に先発出場し、2試合連続ゴールも記録。アジアカップ後にベティスからアラベスへと移籍した乾貴士は、「新鮮だし楽しいけれど、今のチーム事情でやっているだけ」と話す右サイドハーフのポジションで結果を残している。

 昨年のロシア・ワールドカップでは左から乾、香川真司、原口元気が2列目のポジションに並んだが、森保ジャパンになってからは中島翔哉、南野拓実、堂安律の3人に顔ぶれが変わっている。乾は1月のアジアカップでも、スタメン出場は1試合のみだった。「拓実、律、翔哉(のプレー)は日本の武器」と太鼓判を押しつつも、「そこに割って入るために、試合でしっかりアピールしなければいけない」と、この2試合での定位置奪回へ意欲を燃やす。

「(コロンビア戦とボリビア戦は)もうアピールですよ。それだけ。自分の特長は(みんなが)分かってくれていると思うので、それを出していければいい。みんなも、一人ひとりが良さを出していければいいんじゃないかと思います」

 世界最高峰の舞台で活躍する実力を再び日本代表でも示すべく、まずは22日の強豪コロンビア戦で好調ぶりをアピールする。


This article is a sponsored article by
''.