今年で36回目を迎えたサッカーマガジンカップ・オープン大会。大学の準体育会・同好会・サークルを中心に65チームが長野県上田市の菅平高原に集結し、5日間の長く熱い戦いで頂点を競った。大会最終日の9月11日は順位別トーナメントの決勝などが行なわれ、それぞれのフィナーレに向けて熱いプレーを繰り広げた。

※7年ぶりに頂点に立った立教サッカー愛好会A。日本一の喜び!
写真:山口高明

良い時間帯に2得点

65チームの頂点を決める決勝トーナメント(1位~32位トーナメント)の決勝は、菅平高原サニアパークで開催。初優勝を狙う三ツ葉キッカーズBと、7年ぶり2回目の優勝を目指す立教サッカー愛好会Aが対戦した。

試合は立ち上がりから動く。前半3分(30分ハーフ)、立教愛好会AはFKからのゴール前のこぼれ球をMF谷口諒が押し込み、早くも先制に成功した。その後も何度か立教愛好会Aにチャンスがあったものの、三ツ葉キッカーズBも粘りの守備で対抗し、追加点は許さない。

画像: 前半3分、立教愛好会Aの谷口が先制

前半3分、立教愛好会Aの谷口が先制

後半は三ツ葉キッカーズBが反撃に転じ、ゴール前での決定機もあったが、立教愛好会AはGK真野賢造、DF内海健太郎などの好プレーでリードを守り抜く。試合終了間際の後半27分には、交代出場のMF鷲田修一が押し込んでダメ押し。良い時間帯に効果的に得点を奪った立教愛好会Aが、そのまま2-0で勝利を収めた。

画像: 三ツ葉キッカーズBは後半、懸命の反撃を見せたが…

三ツ葉キッカーズBは後半、懸命の反撃を見せたが…

画像: 後半終了間際、立教愛好会Aの鷲田(右)がダメ押しゴール

後半終了間際、立教愛好会Aの鷲田(右)がダメ押しゴール

立教愛好会はBチームが優勝した2011年の第29回大会以来、7年ぶり2回目の王座奪還。予選リーグ初戦の敗戦から見事に立ち直り、菅平の王者となった。

決勝終了後の表彰式では上位チームのほか、個人表彰も行なわれた。優勝した立教愛好会Aの主将、内海が大会MVPに輝いたほか、得点王、大会優秀選手は以下の通りとなっている。

〈決勝トーナメント上位戦績〉
・優 勝:立教サッカー愛好会A
・準優勝:三ツ葉キッカーズB
・3 位:早稲田理工サッカー部A
・4 位:早稲田大学稲穂キッカーズA

〈大会MVP〉
・内海 健太郎[立教大学サッカー愛好会A]

〈得点王=7得点〉
・大寺 泰楽[早稲田理工サッカー部A]

〈大会優秀選手〉
GK 真野 賢造[立教サッカー愛好会A]
   相馬 隆景[三ツ葉キッカーズB]
DF 内海 健太郎[立教サッカー愛好会A]
   中川 大輝[三ツ葉キッカーズB]
   増井 裕次郎[早稲田理工サッカー部A]
MF 茂木 航平[立教サッカー愛好会A]
   谷口 諒[立教サッカー愛好会A]
   清水 絢太[三ツ葉キッカーズB]
   城田 奏馬[三ツ葉キッカーズB]
   八塚 空[早稲田理工サッカー部A]
   外輪 三四郎[中央大学体同連フースバルクラブB]
   張 智視[慶應キッカーズA]
   新井 峻平[明治大学生田サッカー部蹴友会A]
   苅部 杜行[中央大学体同連フースバルクラブC]
FW 大寺 泰楽[早稲田理工サッカー部A]
   中島 剣士郎[早稲田大学稲穂キッカーズA]

画像: 大会得点王に輝いた早稲田理工Aの大寺。3位決定戦では自らの決勝点でチームを3位に導いた

大会得点王に輝いた早稲田理工Aの大寺。3位決定戦では自らの決勝点でチームを3位に導いた


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