今年で36回目を迎えたサッカーマガジンカップ・オープン大会。大学の準体育会・同好会・サークルを中心に今年は65チームが長野県上田市の菅平高原に集結し、5日間の長く熱い戦いで頂点を競っている。大会4日目の10日は順位別トーナメントの準々決勝、準決勝のほか、61~65位リーグが引き続き行なわれた。
※9月7日に開幕したサッカーマガジンカップ・オープン大会。決勝に進む2チームが決まった
写真:山口高明
ともに0-0でPK戦決着
10日は午前中の試合途中から一部で雨が降り、午後は本格的な雨となるなど天候が安定しなかったが、各チームはこれまでと変わらず熱いプレーを続けた。優勝を争う決勝トーナメント(1~32位トーナメント)は、三ツ葉キッカーズBと、立教大学サッカー愛好会Aが、明日11日の決勝進出を決めている。
今大会唯一となる関西(同志社大)からの参加チームである三ツ葉キッカーズBは準決勝で、昨年優勝の稲穂キッカーズAをPK戦の末に下した。0-0で迎えたPK戦は、5人目まで両チームとも全員が成功したのち、先攻の稲穂キッカーズAの6人目が決められなかったのに対し、三ツ葉キッカーズBは確実に決めて振り切った。もう一つの準決勝、立教大学サッカー愛好会A vs 早稲田理工サッカー部Aも、0-0でPK戦へ。ここで立教大学サッカー愛好会Aは、キャプテンのDF内海健太郎がGKを務め、見事に1人をストップして決勝進出をたぐり寄せた。
サッカーマガジンカップに創設初期から参加している三ツ葉キッカーズは、悲願の初優勝を懸けて決勝に臨む。一方の立教大学サッカー愛好会Aは、Bチームが優勝した2011年の第29回大会以来、7年ぶり2回目の優勝を目指す。
注目の決勝は明日11日の13時キックオフ。下記の歴代優勝チームに肩を並べ、栄光の「サッカーマガジンカップ」を掲げるのはどちらか?