UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝第1戦が現地9日に行われた。アーセナル(イングランド)はホームでバイエルン(ドイツ)と対戦。開始12分にサカのゴールで先制したが、ニャブリ、ケインの得点で前半のうちにバイエルンが逆転する。アーセナルも76分に途中出場のトロサールが決め、試合は2−2で決着した。なお、冨安健洋はベンチ入りも出場機会はなかった。

上写真=同点ゴールを決めたアーセナルのトロサール(写真◎Getty Images)

前半のうちにバイエルンが逆転するも…

 先制ゴールは12分。右サイド深い位置までボールを運び、最後はブカヨ・サカが鮮やかに決めて、ホームのアーセナルが最初にネットを揺らした。

 だが、敵地に乗り込んだバイエルンもすぐに追いついてみせる。アーセナルの連係ミスを突く。CBガブリエウから左サイドバックのヤクブ・キヴィオルへのパスがズレたところを見逃さなかった。

 右サイドでレロイ・ザネがボールを回収すると、アーセナルのMFデクラン・ライスの背後に走り込むレオン・ゴレツカへ絶妙のパスを供給。ゴレツカはさらにボックス内へ斜めに走り込むニャブリにパスを通すると、バイエルンが1点を返した。

 さらに32分、バイエルンが逆転に成功する。自陣の右サイドでパスを受けたザネが背後に入り付いていたキヴィオルと入れ替わり、そこからボックス内までのボールを運んでみせる。ボックス内でウィリアン・サリバに倒されてPKを獲得。これをハリー・ケインがきっちり決めて2−1とした。

 1点を先行される形となったアーセナルは、そこからあの手この手で攻めに出るも、バイエルンも試合巧者ぶりを発揮し、なかなかスコアは動かない。ホームチームにとっては難しい状況が続いていたが、ミケル・アルテタ監督が選手交代で流れを引き寄せる。66分にレアンドロ・トロサール、ガブリエウ・ジェズスを投入。その10分後にゴールが生まれた。

 敵陣右サイドで相手のスローインのボールをD・ライスが奪うと、トロサール、サカ、ジェズスとつないで、最後はボックス内に走り込んだトロサールが再びボールを引き取ってシュート。途中出場の選手が見事な連動に加わり、アーセナルが同点に追いついた。

 バイエルンは90分に、左サイド深く進入したジャマル・ムシアラのクロスにキングスレイ・コマンが合わせて左ポストを叩くビッグチャンスを迎えたが、勝ち越しゴールをつかめず。一方のアーセナルもアディショナルタイムにトーマス・パルティーの縦パスに抜け出したサカがボックス内で倒されたが、PK獲得とはならず。試合はそのまま2−2で終了し、互いに五分の状態で次戦に臨むことになった。

 決着戦となる第2戦は4月17日、バイエルンのホーム、アリアンツアレーナで行われる。