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プレミアリーグ第17節が17日に行われ、三笘薫が所属するブライトンはアウェーでアーセナルと対戦した。前半を0−0で折り返したが、後半に2失点。順位を上げるために勝利がほしい試合だったが、首位争いをするアーセナルに完敗した。なお、負傷中のアーセナル・冨安健洋はベンチ外だった。
上写真=アーセナル戦にフル出場したブライトンの三笘薫。しかし勝利を手にすることはできなかった(写真◎Getty Images)
アーセナルに地力を見せつけられる
敵地に乗り込んだブライトンは、1試合を通してアーセナルの猛攻を受けることになった。
序盤からほぼ押し込まれる状態になり、攻撃機会を作り出すことができず。苦しい戦いを強いられた。ただアーセナルも優勢にあったものの、シュートを決め切れず、最初の45分はスコアレスに終わる。
スコアが動いたのは後半早々だ。53分、アーセナルの右CKの場面。ファーサイドで待っていたガブリエウ・ジェズスが流れてきたボールを頭できっちり押し込み、先制に成功する。ゴールが生まれない中でも焦れずに攻め続けたその姿勢が、ついに実を結んだ。
ブライトンも70分以降は攻めの形をつくったが、ゴールは最後まで遠かった。82分にはジョアン・ペドロのパスを相手ディフェンスの裏で受けた三笘が右足アウトサイドでクロスを供給。パスカル・グロスのシュートを導いたが、ボールは左に逸れてしまう。ブライトンにとってはこの試合の最大のチャンスだった。
87分にはアーセナルが追加点を記録する。カイ・ハバーツが決めて2−0。故障者を複数抱える状況だったにせよ、ブライトンは地力の差を見せつけられ、敗れることになった。
三笘はフル出場を果たしたものの、アーセナルの堅守の前に見せ場は限られた。チームも今季のプレミアリーグで初めて無得点で試合を終えることになった。