セリエA(イタリア1部)は現地20日、2023ー2024シーズンの開幕戦を迎えた。鎌田大地が所属するラツィオはアウェーでレッチェと対戦。前半にリードを奪ったが、後半、先発した鎌田が交代後に逆転を許し、勝利を飾ることはできなかった。

上写真=レッチェとの開幕戦で先発デビューを飾ったラツィオの鎌田大地(写真◎Getty Images)

攻守両面で持ち味示す

 レッチェとのセリエA開幕戦でラツィオに加入した鎌田大地はいきなり先発出場を果たした。今月4日に移籍が決定したばかりでプレシーズンのトレーニングにフルで参加できたわけではなかったが、4−3−3の右のインサイドハーフを務めた。その事実がサッリ監督の信頼の大きさを示していた。

 試合はアウェーのラツィオが先制した。CBのロマニョーリのパスを受けたルイス・アルベルトがゴール前にボールを供給。これをインモーボレが抜け目なく蹴り込んで均衡を破った。

 前半はボールを支配し、ゴールも奪ったラツィオだったが、後半になるとレッチェも盛り返し、プレッシングで流れをつかみ始める。55分に鎌田がベンチに退き、何度か迎えたチャンスを決めきれなかったラツィオを尻目に、残り10分を切ってレッチェがついにゲームは振り出しに戻した。

 85分にアルムクビスト、その2分後にディ・フランチェスコがネットを揺らし、逆転に成功。ラツィオは先行しながらも追加点をあげられなかったのが痛かった。

 鎌田はコンディションの問題もあり、途中交代となったが、現地の評価はまずまず。ビルドアップの局面でしっかり受け手となり、ボールをスムーズに循環させ、守備でも相手の攻撃をたびたび阻んだ。

 チームは先行しながら逆転負けを喫し、白星スタートとはならなかったが、鎌田自身は攻守両面で存在感を示し、デビュー戦としては及第点の出来と言っていいだろう。