インターナショナルマッチウィークの中断が明け、フランスのリーグアンも再開。10月2日には伊東純也が所属するスタッド・ランスがトロワとのアウェーゲームに臨んだ。伊東は1ゴール1アシストと大活躍したものの、退場処分。次節パリ・サンジェルマン戦は出場停止となった。

上写真=大活躍と退場処分を受けた伊東純也(写真◎Getty Images)

自身今季3点目が決勝点に

 先制アシストと決勝ゴールのあとの、レッドカード。伊東純也がリーグアンの再開初戦で天国と地獄を味わった。

 トロワとのアウェーゲームに臨んだスタッド・ランスは、12分に先制。これが伊東のアシストによるものだった。伊東は右サイドで受けると目の前の相手をボールを一個分だけ右に動かして抜ききる前にすかさず高速クロス、中央でバログンが足を伸ばして合わせて決めてみせた。

 51分に許した同点ゴールは、GKディウフのコントロールミスを蹴り込まれたもの。そんな落ち込む仲間を救うかのように、54分には勝ち越しゴールを決めたのだ。右CKが一度はクリアされたものの、再び右からクロスが入り、逆サイドで待ち構えていた伊東が右足で蹴り込んだ。

 しかし、その直後だった。ルーズボールにチャレンジした伊東の右足の裏が相手の左膝をヒット。これで56分にレッドカードを受けて、小さく首を振りながら無念の表情でピッチをあとにした。スタッド・ランスは開幕から9試合のうち6試合で退場者を出すこととなった。

 試合は90分にスタッド・ランスが失点して追いつかれ、今季2勝目を目前にして逃すはめに。次節はパリ・サンジェルマン戦だが、残念ながら伊東は出場停止となる。