写真◎Getty Images
今夏、フランスリーグ2部（リーグドゥ）のトゥールーズに加入したオナイウ阿道は、現地18日の第8節グルノーブル戦に7戦連続で先発出場すると、４戦連続かつ、加入後初めて1試合2ゴールを挙げ、勝利に貢献した。
上写真＝グルノーブル戦で初の1試合2得点を記録したオナイウ阿道（写真◎Getty Images）
スタジアムに熱狂を生んだ2ゴール
オナイウ阿道の勢いが止まらない。グルノーブル戦に7戦連続で先発出場を果たすと、4戦連続となるゴールを決めた。ヒーリーの得点で先制に成功した後、34分に相手を突き放す一発を叩き込んだのだ。
相手最終ラインと駆け引きしながらギャップに入り込むと、デヤーゲレからパスを呼び込み、ボックス内で収める。寄せに来た相手を左にかわすや、GKの動きを見極めて左足を鋭く振り抜き、ゴールを右を射抜いてみせた。
さらに、である。オナイウの活躍はこれだけに留まらなかった。後半早々の47分にもネットを揺らす。左サイドを攻略したデヤーゲレからのグラウンダーのクロスをゴール正面でプッシュ。加入後初となる1試合2ゴールを達成した。
オナイウのゴールにスタジアムのサポーターは大熱狂。その光景は背番号7を背負う新加入のFWが、完全にチームに、サポーターに受け入れられた証だった。
その後、1点を追加したトゥールーズは相手の反撃を1点に抑えて4-1で快勝。これで8戦負けなし（6勝2分け）となったが、好調なチームをけん引するのが、オナイウだ。自らの力を証明し、仲間の信頼を獲得したことで、ボールもオナイウに集まるようになっている。この勢い、まだまだ続いていきそうだ。