ジュピラー・プロリーグ(ベルギリーグ1部)のシント=トロイデンVV(STVV)は現地13日、アウェーで鈴木武蔵の所属するベールスホット戦に臨み、1-0で勝利を飾った(第7節)。決勝点は鈴木優磨、林大地が絡んで記録。敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。

上写真=前戦で躍動し、決勝点もアシスト。加入後2試合目の出場で存在感を示した林大地(写真◎Getty Images)

6人の日本人選手がピッチに立ったSTVV

 鮮やかなゴールだった。前半41分、STVVは自陣深く進入を許し、左サイドからクロスを上げられた。守備陣がこれをクリアしたが、ボックスのすぐ外でセカンドボールを拾われた。

 そこに背後から猛然と走り込んだのが、今季初先発の鈴木優磨だ。しっかりプレッシャーをかけると、慌てた相手のボールの処理が大きくなった。そのボールに加入後2戦目の出場を果たした林大地が反応する。

 林はボールを奪い取るやドリブルを開始。ピッチ中央をぐいぐいと持ち上がると、相手守備者を引き付けて右に展開。走り込んだスティーブ・デリッダーにタイミングよくパスを出し、先制点を導いた。

 鮮やかなカウンターで先制したSTVVは、その後も集中したプレーを披露した。その中心となったのが、日本人選手たちだ。鈴木と林に加え、GKシュミット・ダニエル、右ウイングバック橋岡大樹が先発出場を果たし、72分に林に代わって原大智、86分には松原后もピッチに登場。伊藤達哉はベンチだったものの、6人のサムライがピッチに立った。

 相手にボールを持たれても落ち着いてプレーし、要所をしっかり締めたSTVVはそのままリードを守って、1-0の勝利。2連勝を飾り、順位も9位に上昇した。一方のベールスホットはこれで5連敗。ベンチ入りした鈴木武蔵も出番はなく、開幕7試合未勝利で最下位に沈んでいる。