写真◎Getty Image
セルティックのFW古橋亨梧が29日、スコティッシュ・プレミアシップ第4節のレンジャーズ戦に先発出場した。オールドファームと呼ばれる注目のダービーで古橋は精力的にプレーし、攻撃陣をけん引したものの、チームは無得点に終わり、0-1で敗れた。
上写真=オールドファームで先発するも不発に終わった古橋亨梧。写真は21日のミレン戦(写真◎Getty Images)
オールドファームにスタメンで初出場
ミッドウィークに行なわれたヨーロッパリーグのプレーオフ、AZアルクマール戦に出場し、足を負傷した古橋だったが大事には至らず、レンジャーズとのオールドファームに先発した。古橋はこれで8試合連続のスタメンとなる。
スタートは左ウイングだったが、試合途中からは中央にポジションを移し、シュートやパスで攻撃をけん引。しかし、なかなか得点できず、スコアレスのまま後半に折り返すと、セルティックは66分に相手のCKからフィリップ・ヘランデルに決められて先制を許してしまう。その後、攻撃のギアを入れ直してゴールを目指したが、最後までネットを揺らすことができず、試合終了のホイッスルを聞くことになった。
古橋はフル出場を果たしたものの、ゴールを決められなかった。85分にはライン裏に抜け出し、ボックス右から右足を振るが、GKマクローリーに右足で止められてゴールならず。その直後にも同じような形から抜け出し、今度はゴール前に折り返したが、相手DFに阻まれて得点は生まれなかった。
敵地で迎えたオールドファームはレンジャーズに軍配。古橋は前線でアグレッシブにプレーし、ゴールを狙い、チャンスも創出したが、チームを勝利に導くことはできなかった。