写真◎Getty Images
8月26日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第2レグで、FW古橋亨梧の所属するセルティック(スコットランド)が、菅原由勢の所属するAZアルクマール(オランダ)と対戦した。古橋は開始早々に先制ゴールをスコア。試合はセルティックが1-2で敗れたものの、第1レグとの合計スコアを3-2として本戦出場を決めた。
上写真=AZ戦でゴールを挙げた古橋亨梧(写真◎Getty Images)
加入後8試合で7ゴール!
開始早々、古橋がまたしてもゴールを決めた。右サイドで相手最終ラインの裏に抜け出したリエル・アバダが折り返すと、抜群のタイミングでゴール前に走り込み、左足でネットを揺らす。ホームで戦った第1レグでも先制ゴールを挙げて2-0の勝利に貢献したが、敵地で迎えた第2レグでも先陣を切ってみせた。
その後、セルティックは攻めるしかないAZの猛攻を受けることになり、先制から3分後の6分にCBとGKの連係ミスを突かれて同点とされた。さらに26分にも相手の右サイドバック、菅原由勢のクロスをカール・スターフェルトが自陣のゴールに蹴り込んでしまい、逆転を許す。苦しい試合展開となったが、ゴール前では集中した守りを披露。相手の攻撃をしのぎ切った。結果、1-2で第2レグは落としたものの、セルティックが2試合合計3-2として本戦出場を決めた。
『ヨーロッパ行き』の立役者は何といっても古橋だろう。チーム加入後で見ても、これで8試合で7ゴール。プレッシャーのかかる試合でフィニッシャーとしての才能を示し、エースの役割を全うした。